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【キャリア教育】トヨコウをどう使う?進路ガイダンスを開催しました

2024.11.19

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「トヨコウというステージで、どういうストーリーを描くか、そのストーリーでどんな力を養っていくのか」

社会が多様化し、人の生き方も多種多様となっていますが、自分らしく充実した人生を送るために「進路」というものに目を背けることはできず、学生時代において「進路選択」は誰しも避けて通ることはできません。

その「進路」について向き合う機会として、本学では学部3年生?修士課程1年生を対象に年に数回「進路ガイダンス」を開催しています。

今回はそのガイダンスに加え、より早い段階から人生について考える意識の醸成を目的とした、学部2年生向けのガイダンスも実施。

内定を手にした在学生の先輩2名が、それぞれの体験談をプレゼン形式で解説しました。

本学は、2024年有名企業400社実就職率ランキング(大学通信 ONLINE)で「第1位」に輝きました。

齋藤 和也 学生部長より、「なぜ自分の人生について考えないといけないのか」このガイダンスの意義について講話

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「充実した学生生活を送っていますか」と参加学生に問いかける齋藤学生部長

「社会構造が大きく変わり、この先の見通しも定かでない中で、トヨコウ(本学の略称、こう呼ぶ在学生も多数)でどう過ごすかで、人生が大きく分かれることもある。未来に必要とされるエンジニアとなるべく、しっかり社会で生きていくための総合的な力を鍛えておく必要がある」

と、今回初めてガイダンスに参加する学部2年生に対し述べました。

本学は大学院進学率も高く、大学院進学率ランキング(大学通信ONLINE)でも「第8位」にランクインしています。

また、「修士課程に進学できる、十分な実力を養う」必要性についても説明し、「工学部に進んだら、研究を遂行できるだけの力をつけることが大切。

学部を卒業して就職することも、もちろん選択肢の一つではあるが、就職するとしても、学部在学中に修士課程でやっていけるだけの力をつけることを目標にしてほしい」

と話しました。

トヨコウで充実した学生生活を経て就職へつなげる。先輩の体験談を通じて「就活」を知る

大学生活は「トヨコウというステージで、どういうストーリーを描くか、そのストーリーでどんな力を養っていくのか」というエピソードを重ね、豊かなものとなっていきます。

大学生活というかけがえのない時をトヨコウで過ごすからには、このステージを最大限に活かさない手はありません。

そして、就職活動の際に、ここで描かれたストーリーを用い、自分の能力をその会社で活かせるのかを説明する。

それが就活での自己PRとなります。その過程を具体的に理解するために、修士課程 2年の大塚 丞 さん(表面科学研究室)と学部 4年の岡本 晴貴 さん(光機能物質研究室)に、自身の体験談を聴講学生に共有していただきました。

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「修士課程に進んでよかった」と話す大塚さん

「学部時代はあっという間だったし、研究できる期間も短かったため、修士課程に進学することにより、自分と向き合う時間が持てた」と大塚さん。

学部入学時にぼんやりと描いた夢、「短期間でもいいから海外留学をしてみたい」という希望を「修士海外学外実習」でスリランカの研究機関に留学し実現したことや、

大学時代に社会人と実際の企業の現場で数週間にわたり交流できる、本学カリキュラム「学外実習Ⅰ?Ⅱ」について触れ、ただ単に"こなす"だけではなく、どれも千載一遇のチャンスだと捉え、目標をもって取り組むことの大切さを説きました。

また、これらトヨコウの仕組みをうまく使い、どのように自分自身が成長してきたかについて、就活を通じ、真剣に向き合い、分析。

それらをどう表現するか、ES(エントリーシート)添削や面接のトレーニングなど、研究室の先輩や友人、学内の学生支援センタースタッフなどからのアドバイスをもとに改善を重ねていったことを教えてくれました。

「修士課程に進学すると、研究について自信をもって語れるようになることも就活では有利。

専門的に話すのではなく、専門外の方でも、だれでも理解できるまで、かみ砕いて説明できることも大切です」とも話し、修士課程で経験した、さまざまなエピソードを聞かせてくれました。

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岡本さんは「早め早めの対応が大切」とアドバイス

岡本さんは、自分の考えや状況を分析して、学部卒業後の就職を選択。

その判断材料の一つとして、就職活動における「社員座談会」での社員の方々の意見も参考にしたそうです。

就活のさまざまな過程は、自分が今後どうしたいか、自身の人生を設計するよい機会だと話しました。

自身の経験から「最良の自己分析はES作成」と言い切り、これまでの自分と向き合うプロセスであるES作成の足彩胜负彩性についても語り、「ES作成は想像の倍時間がかかります。早めの対応が必要」と就活を控える在学生にアドバイスを送りました。

さて、トヨコウをどう使う?ガイダンスを聴講した学生の声

修士課程1年の久保田一真さん(流体工学研究室)は、「修士海外学外実習を希望しているため、来年の夏に実現できるよう、学内審査の準備などに取り組んでいます。

その一方で、ちょうどその時期が就活全盛期と重なってしまうため、就職に不利になるのではないかと心配していましたが、大塚さんの話を伺って安心しました。

自分が成長できるチャンスを手繰り寄せ、チャレンジすればするほど、就職活動では自分がどういう人間であるか表現でき、自分の能力を企業に伝えることができる。

自己成長できる機会を選択することで、就活スケジュールに影響を与えたとしても、経験を積んで自分の人間性をより豊かにすることを優先させたほうが、大塚さんのように結果的に就活で成果を得るのでは」

と感想を語りました。